2021/10/29 13:49
いつもよいはなをご利用いただき、ありがとうございます。 今回は先週UPしています、ブルースター(オキシペタラム)についてご紹介いたします。 淡い青の星形の小花がかわいらしいブルースター。 お好きな方も多い人気のお花のひとつですよね。 結婚式のブーケなどに使われる花としても、よく知られています。 それもそのはず! 結婚式で花嫁が何か1つ青いものを身につけると幸せになれるといわれる 「サムシングブルー」という欧米の古い風習にちなんでブーケなどに入れたりします。 だから花言葉も「幸福な愛」なんですね。 また、青い花びらは「ベビーブルー」と呼ばれ、海外では男の子のラッキーカラーであり、 出産祝いにブルースターの花束がプレゼントされることが多いのだそうです。 今回お届けするのは、10月から5月の出荷量が全国流通の9割を占める高知県芸西村のブルースターです。 芸西村で栽培が始まった昭和60年頃は、まだ認知度の低かったブルースターですが、 今では出回る種類が少ない青い花としてはトップクラスの認知度と活用度を誇るまでになりました。 さらに品種もどんどん増え、最近では以前に比べ茎の太さやお花の持ちも格段に良くなっているため、 ご自宅でも気軽にブルースターを飾っていただけるようになりました。 ブルースターは水揚げが少し難しいですが、ポイントを抑えれば大丈夫! 水揚げの時、茎を切ると切り口から白い液が出てきます。これが固まると水の吸い上げが悪くなります。 水揚げ時に切り口をたわしで洗って白い液を洗い流すと、しっかり水が上がるようになりますよ。 活けた水も濁りににくくなるので、見た目にも綺麗に飾っていただけます。 肌に白い液がついてしまうと、人によっては手がかゆくなってしまうこともあるかもしれません。 傷ついた葉などからも白い液が出ることがありますので、水揚げや活けるときにはご注意くださいね。 もし肌に付いてしまったときや少しでもかゆみを感じたときは、石鹸でしっかり洗い流してください。 ブルースターは女性の慎ましさや誠実な心を象徴し、聖母マリアのシンボルカラーのお花としても知られています。 淡い繊細な青は、透明感と清潔感を感じさせる独特の美しさがありますね。 ぜひ、そんな美しい花姿をご自宅のベッドルームやお気に入りのスペースに飾って、 ブルースターを愛でる素敵なひと時を味わっていただけたらと思います♪