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2020/09/10 17:47



お花のつくり手を応援する企画

生産者応援の企画の第8弾は、福島県昭和町の「昭和かすみ草」をお届けします。昭和かすみ草は、奥会津昭和村を中心に柳津町・三島町・金山町のJA会津よつばかすみ草部会に所属する生産者が栽培しています。



収穫・調整後は、全量「雪室」と呼ばれる雪を利用した予冷施設に入庫し、市場への出荷にも低温輸送による品質管理を行っています。また、長期出荷を行うため、昭和村、柳津町、三島町・金山町で栽培する前後の時期は、雪が少ない会津平坦部へ出向き栽培しています。

雪解けとともにブナが芽吹き豊かな山菜の季節を迎え、夏には蛍が飛び交い、清流にはアユが踊り、秋には山一面の紅葉と豊富なキノコの季節、冬は静まりかえる冬景色と四季折々、心を癒してくれる自然。気候は、日本海型で盛夏は短く、11月中旬には初雪。12月からは本格的な根雪期間となり4月初旬まで続きます。標高400mから750mの高冷地にあり、昼夜の寒暖の差が大きく、こうした自然条件が、かすみ草栽培に適しています。


雪室とは

昭和村は積雪が2mを超える特別豪雪地帯です。この積もった雪でかすみ草の品質を保つのがこと出来る集出荷施設があります。その名は「雪室(ゆきむろ)」。雪室には、冬の間に3,000立方メートル、大型10tトラック300台分の雪を運び込みます。そして、夏の間、この雪を利用して予冷庫を冷却します。雪室では、主にかすみ草を輸送するために最適な温度と湿度に調整し、全国へかすみ草を出荷しています。


雪室の外観の写真


雪室の内部の写真:3,000立方メートルの雪が詰っています。


かすみ草の種類

かすみ草にはたくさんの種類があります。当部会では、「アルタイル」と「ベールスター」が全体出荷量の70%を超えています。また、以前の品種に比べ格段に日持ちも良くなっています。特に品質管理においては基本を励行し日々の出荷に努めています。朝夕の気温の低い時間帯に採花、全量雪室予冷を行い市場到着まで冷蔵庫を利用し品質劣化を抑えています。

さらに、日持ちを良くするために前処理剤(クリザールかすみ)の使用はもちろん、処理液が十分吸収出来る仕組みにしています。出荷容器等についても清潔なバケツの使用や基準をクリアした清潔な水を使用しています。採花・調整ハサミも専用の除菌剤を使いバクテリア対策をしています。

染めかすみ草は、畑から収穫してきた白いかすみ草に安全な染料を吸わせ、染め上げます。かすみ草は生きているので、つぼみからは白い花が咲きます。つぼみは次々と咲き、約1週間後には、白と染め色のバイカラーとなります。近年では、ラメかすみ草も人気です。かすみ草の独特の“におい”が苦手というお客様もいらっしゃいます。そこで、独特のにおいを抑えるために専用の処理剤を施用しています。



かすみ草を楽しむために

昭和村のかすみ草は、つぼみがきちんと咲くように 糖類を吸わせる前処理を行っています。つぼみを咲かせ、楽しむために購入された皆様に協力していただきたいことがあります。



1.花瓶の準備

まず花瓶の準備です。清潔な花瓶に水道水をたっぷり入れ、フラワーフードを入れてください。つぼみが開くためには、エネルギー(糖類)の補給が必要です。フラワーフードには、水の腐りを防ぐ弱い薬剤と糖類が入っています。フラワーフードはお花屋さんなどでご購入いただけます。



2.水切り

次に水切りです。新鮮な水道水を張った桶などに茎の根元を入れ、水の中で根元から3センチほどをハサミやナイフで切ってください。このまましばらく水につけておきます。



3.直射日光を避けて飾る

フラワーフードを入れた花瓶にかすみ草を入れ、直射日光やエアコンの風があたらないところに飾ってください。


お好みの色のかすみ草を




今後の活動について

企画第1弾の芍薬(シャクヤク)、第2弾の紫陽花(アジサイ)、第3弾の向日葵(ヒマワリ)、第4弾のクルクマ、第5弾の百合(ユリ)、第6段の菊、第7段の多肉植物。みなさまの応援ありがとうございました。たくさんの応援メッセージも、つくり手のみなさま、そしてよいはなスタッフの励みになっております。心より、感謝いたします。今後も1人でも多くの、お花のつくり手の想いを、みなさまにお届けできればと考えます。よいはなの活動は、インスタグラムFacebookでも情報発信しておりますので、こちらもぜひご覧ください。また、インスタグラムではお花の写真や農園の写真もアップしております。